日頃より本会事業につきまして格別なご理解ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、1月16日の食中毒事故以降、(株)宝福によるパン・米飯の提供については自粛しているところであり、浜松市の一部の学校におきましては米飯の代替業者がない事から持参米飯での対応をお願いし、保護者の皆様には大変なご負担をおかけしている状況となっています。一刻も早い正常化に向け取り組んでおりますが、そのためには、衛生面における安全性の確保が一番重要であると考えています。
今回、平成26・27年度学校給食用パン及び炊飯委託工場の選定にあたりましては、2月下旬に開催しました委託工場選定委員会におきまして、31工場が適当と認められましたが、宝福については施設設備及び衛生管理状況等は適当であるが、食中毒事故後における保護者等の意向を確認する必要があるとの意見があり、適否は保留となっています。
私どもとしましては、食品衛生の専門家である県食品衛生コンサルタント協会職員と共に宝福の立ち入り調査を行い、食中毒再発防止策に基づき施設設備及び衛生管理の改善状況を確認した結果、衛生面での安全性については十分満たしており、学校給食の安全性は確保されていると判断しておりますが、保護者の皆様へ説明を行い、改めて宝福を炊飯委託工場として委託工場選定委員会に諮り、指定工場として審議していただきたいと考えております。
つきましては、この件に関しましてご質問ご意見をお聞かせいただきたいと思い、浜松市立小中学校及び関係幼稚園の保護者様あて「学校給食用米飯の提供について」のとおり学校給食用米飯の提供についてお知らせしました。
安全安心な学校給食用物資の安定供給を図るためにも、何卒ご理解ご協力をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
参考: